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Hana Kasumi

速水製作所とは?

京都の金属製品の歴史は古く、平安時代から仏教文化が栄え仏像や仏具などを作るため加工技術が伝わりました。また、武器や刀剣、鍋や釜、花瓶や香炉など様々な金属製品が盛んに作られてきました。
近代、その流れを受け継いできた多くの会社が時代とともに機械部品などの工業製品を多く扱うようになりました。時代が大きく変わろうとしている中で、1969年に初代の速水邦男がステンレスの穴あけ加工の依頼を受け、京都で創業しました。
手先が器用で頭が良かった初代は、難削材であるステンレスの穴あけの加工方法を編み出したり、地震研究装置、金属の引っ張り装置、地層発掘装置などを京都大学の教授からの依頼で開発したり、手術用鉗子や入れ歯用取付金具など数多く発明して、特許などは取らず困った人を助けたいと尽力をつくしました。
長男である二代目は、小学生の頃から家業を手伝い、ボール盤でステンレスの穴あけ加工など始め、50年近く金属加工に携わっています。 二代目が高校1年生の時、初代が病で倒れたため家業と学業を両立できるように京都市内に転居。高校卒業と同時に速水製作所に入社。その後、工作機やマシニングセンタを導入。二代目が27歳の時、初代逝去のため代表となります。半導体製造装置部品や様々な機器の部品など数多く実績を積んできました。

初代が編み出したステンレスの穴あけ加工方法や多くの金属加工の技を、二代目がアナログ時代から受け継ぎ、デジタルのマシニングセンタに組み込んで、緻密なプログラムと丁寧な工程を経て、新しいアルミニウムとステンレスの美しい仕上げを実現しています。



ー「あたらしきもの京都」ー
「あたらしきもの京都」は、京都の事業者が日本全国に向けて新たに発信する京都商工会議所主催のモノづくりプロジェクトです。
長い歴史の中で培ってきた匠の技や技術に支えられ、京都の美意識は発展してきました。
その京都の伝統工芸や地場産業が持つ優れた素材や技術に着目して感性豊かなプロデューサー、アドバイザー、デザイナーが洗練された新しい息吹を吹き込み作り出された製品たちを、新たな京都の魅力として発信しています。
そのようなプロジェクトから生まれた「Hana Kasumi」を身近に置いて、使って、愛でていただければ幸いです。

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